2010年05月27日
「経験からくる、身近なセミナー」安里香織さん
「在宅で働くということ」「手帳術セミナー」など、様々なセミナーをなさっている、オフィスかりさらの安里香織さんからお話を伺ってきました。
「在宅の仕事の経験を伝えたい」在宅テレワーカーセミナー
2000年に宮古島で仕事をスタート。
働き方のテーマとして、
1.最初はスキルがなくても、経験をつめばそれがスキルになる、
2.インターネットを活用し、距離に影響しない環境である在宅で働く、
3.子育てをしながら働く、
というテーマがありました。
プロフィールにもありますが、当初はスキルのなさと仕事のスピードの遅さもあり、時給換算70円ほどでした。それが1日1日積み重なると経験も積みかさなり、収入にもなる。
家にいながら仕事をして、それだけのお金が入るというのはとてもうれしかったです。
2002年7月のSOHOのシンポジウムで、在宅テレワーカーの経験談の講演を依頼されたことがきっかけでセミナーや講演会の依頼が増えました。
最初は、自分の憧れの働き方は自分自身が動くことで実現できること、在宅での仕事の経験を伝えたいという目的がありました。
同じ想いの人がたくさんいるはず。
その想いから現在は、てぃーだスクエアさんとの事業提携で、月額1~3万円の収入を得られる在宅スタッフを100人近くまで増やしたいとセミナーを開催しています。
それぞれの理由、子育てや介護などで、外で働けない人材に働き方を提案し、社会参加を促していきたいという大きな目標があります。
「やりたいことをたくさんやるために生み出された工夫」手帳術
仕事をしながらでもやりたいことがたくさんありました。それをやるためにどのようにしたらいいかを考えていくと、時間の使い方を考えるようになりました。
最初はパソコンや、携帯のスケジュール帳なども使っていましたが、効率のいいやり方を探していくと、手帳の活用ではないかと感じるようになりました。
手帳を活用して仕事もプライベートでもやりたいことを実現していくうちに、知り合いから手帳の活用の仕方を教えてほしいと頼まれるようになりました。
その人数も1人2人と増えていき、対応が充分にできないというジレンマ。
それなら、まとめて教えたら時間の有効活用になり、それ以上のことであれば個別で対応しよう。わからないところがあったら、質問をしてくれればいい。
時間の使い方を考えるようになって、短い時間で多くの人たちと深い情報交換ができるようになったのも大きな成果につながりました。
「コミュニケーションは爆弾の預けあい」
ヒューマンスキルセミナーでは大人のコミュニケーション術、相手への伝え方を学びます。仕事上のコミュニケーションは、責任という爆弾の預けあいです。
その爆弾の預け方=伝え方が大切になってきます。
伝え方を少し工夫するだけで、仕事上のコミュニケーションがスムーズにいきます。
「経験を得る」
受講者さんには、ぎりぎりでもいいから、連絡をしてもらって、とにかく参加してほしいです。ぎりぎりでも席が空いているかもしれないし、空いていなくても次に来てもらえばいい。参加して、学んだことを実践しつづけて、自分なりに変化をさせてほしいです。
編集後記
私の中で、手帳術と起業塾のイメージがとても強かった安里さん。
ここでは取り上げていませんが、安里流子育術は、Win-Winの法則をベースとした、なるほど!と思わせる新しい視点からの切り口でした。
安里さん自身の経験した事しか話せない、とはおっしゃっていましたが、明らかに経験数が人より多い安里さん。
たくさんのことを経験して、失敗も成功も数多く積み重ねていくことで導き出した、安里流方法術。
特別なことではなく、身近なことからどんどん実践していける良さがあります。
去年、実際に安里さんの手帳術を私も受けました。
それが今になって役にたっています。
自分なりの答えを見つけ出せるきっかけになる、安里流方法論セミナー。
私も、また手帳術のセミナー、そして、他のセミナーも受けたくなりました。
安里香織さんのことをもっと知りたい方はこちらもどうぞ
オフィスかりさら
オフイスかりさら安里香織のつぶやきブログ
Posted by 仲栄真 壮史 at 17:53│Comments(0)
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